Ubuntu・フレーバーのインストール



インストールに関連する次の下層ページが存在します。



動作スペック

16.04 LTS はおおよそ次の環境が必要です。

  • CPU: AMD64・互換 CPU (64 ビット) / PAE に対応している intel x86 ・互換 CPU (32 ビット)
  • メモリ: 最低 1GB (推奨 2GB) / Kubuntu は最低 2GB
  • ストレージ空容量: 最低 10GB 以下 (推奨 20GB)
  • Ubuntu・Ubuntu Kylin (Unity)・Kubuntu (KDE)・Ubuntu GNOME (GNOME Shell) 使用時は 3D アクセラレーション推奨
    Ubuntu Budgie (Budgie)使用時は GPU を搭載する 3D アクセラレーション必須

※ 3D アクセラレーション は Windows Vista や 7 で Windows Aero グラス が動作する機種にほぼ該当します。
  Ubuntu MATE は 16.10 より GPU 使用に対応し、 対応機種では CPU 負荷が軽減されます。(MATE Tweak で設定変更可)

 

これに満たない環境では Ubuntu の派生元である Debian GNU/Linux や Debian から派生されている Linux をご検討下さい。


最新版と LTS 版の違い

Ubuntu・フレーバーは半年に一度リリースされますが、2年に一度は LTS 版(長期サポート版)となります。

非公式派生ディストリビューションは LTS 版でリリースするケースがほとんどです。

これはアップグレードが難しく、基本的にクリーンインストールで更新しないといけないためです。

 

最新版 (16.10)

LTS 版でない場合、サポート期間は 9ヶ月 です。(13.04 より)
ただし、半年に一度公開される最新版を
アップグレードする事で常に最新版を使用する事ができます。

「ソフトウェアの更新」から簡単にアップグレード可能です。

半年に一度アップグレードを行う必要があります。

LTS 版 (16.04 LTS)

LTS 版の期間はフレーバーによって 5年 または 3年 です。
最新版に比べてセキュリティアップデートなど

最小限の更新に留められるため、
安定した動作とソフトウェアの変化が少ない利用が可能です。
サーバ運用・ビジネス利用では、特に LTS 版がおすすめです。



Ubuntu・フレーバーの入手

公式サイトやミラーサーバから .iso ファイルをダウンロードします。
特に 32 ビットのパソコンではここで誤ると起動しないのでご注意下さい。

 

DVD や USB メモリへ書き込みます。この時は .iso のイメージで書き込む事にご注意下さい。

 

なお、Ubuntu・フレーバー は Torrent を使用したダウンロードも問題ありません。

(日本からの公開で法的に問題のあるパッケージは含まれていません)

 

対応ソフトウェアなど、詳細は次のページ内でご紹介しています。

 

ISO の入手・書き込み - その他メモ | Linux 入れよう


インストール

インストール中、日本語関連のパッケージはダウンロードしますので、

この段階でインターネットへ接続できる状態にしておいて下さい。

(有線 LAN を使用する時は LAN ケーブルを接続しておく等)

 

DVD や USB メモリ等から起動します。

 

下は Ubuntu Desktop Image 16.04 LTS の画面ですが、他のフレーバーでも表示はほぼ同じです。

Kubuntu は表示が若干異なりますが、手順は一緒です。

 

Lubuntu 以外のフレーバーでは、

起動して何もせずに待つと、この表示になります。

左の言語一覧より 日本語 を選択して下さい。

 

Lubuntu は起動直後このような表示になります。

他のフレーバーでも下に表示が出ている時に

何かキーを押す事でこの表示になります。

F2 (言語)- 日本語 を選択して日本語表示にして下さい。

 


ライブ起動からインストールしたい場合は

Install アイコン を選択してインストールを進めます。
Ubuntu Desktop Image は左の Launcher にあります。

 

インストールウインドウが表示されます。

左に言語一覧が表示されています。

日本語 を選ぶと日本語表示になります。

 


1. ネットに接続した状態で 〜インストール中に

アップグレードをダウンロードする を有効にします。

忘れると日本語環境がインストールされない事があります。

 

2. ディスクの使用方法。上は何も入っていない場合。

Windows や他の Linux がある場合はそれも認識します。

 


3. 地域の選択。日本に居れば Tokyo でしょう。

通常は選択された状態になっています。

 

4. キーボードの選択。日本語キーボードでは

日本語 - 日本語 で問題ないでしょう。

Ubuntu Kylin は 中国語 がデフォルトなのでご注意下さい。

 


5. ユーザー名・パスワード・コンピューター名の入力。
自動ログインもここで選択します。

 

6. インストール開始。しばらくお待ち下さい。

終わると再起動を促されます。


フレーバー・バージョンと解像度・パーティション数などによって、

画面に収まらない状態でウインドウ表示されてしまう事があります。

その場合は Alt キー(一部フレーバーでは Super キー(=Windows キー または command・アップル キー))を押しながら
ウインドウをドラッグ(クリックしたまま移動)すると、

ウインドウが動いて、はみ出した項目の表示・入力などを行う事ができます。

 

budgie-remix 16.04・16.10 (Ubuntu Budgie 非公式版)

起動から言語選択までの選択方法によって、インストール途中でクラッシュする場合があります。

クラッシュメッセージが表示された場合、閉じるとライブ起動になるので、

このまま再度インストールを行って下さい。これで正常にインストールできる事を確認しています。

 

Ubuntu Studio

上の手順 1. と 2. の間に「Ubuntu Studio Install Options」が表示されます。

必要なアプリケーションだけを選択し、インストールする事が可能です。


VirtualBox のゲスト OS で使用する

一部のバージョンを VirtualBox のゲスト OS としてインストールした場合

バージョンによってはインストール後 640×480 ピクセルの解像度になってしまう事があります。

この場合下の方法を実行する事で、解像度が大きくなり、また解像度の設定が可能になります。

また、この方法で 共有フォルダ を使用する事ができます。

 

Ubuntu パッケージからインストールする

ターミナルを起動し、apt で素早くインストールできます。

 

$ sudo apt install virtualbox-guest-dkms

 

ソフトウェア 等にも含まれています。

 

パッケージ名を忘れた時は 追加のドライバーシステム 内)を選んで下さい。
VirtualBox を自動検出し、Guest Addition をインストールできます。

(ただし Kubuntu には 追加のドライバー がないようです)

インストールした後はログアウト(または Ubuntu・フレーバーを再起動)して下さい。
ログイン画面から解像度が変化し、正常に表示されるようになります。

 

VirtualBox の CD イメージからビルドする

共有フォルダ を使用したい場合は、まずターミナルより次を実行しておいて下さい。

 

$ sudo apt install build-essential module-assistant

$ sudo m-a prepare

 

VirtualBox のメニューバーから デバイス - Guest Additions のインストール...
または Devices - Insert Guest Additions CD Image... と選び、
root 権限で VboxLinuxAdditions.run を実行します。
フレーバーによってはファイルマネージャーから実行できないので、

ターミナルから CD のあるところへ移動し sudo ./VboxLinuxAdditions.run として下さい。

 

これを実行した後ログアウト(または Ubuntu・フレーバーを再起動)すると、
ログイン画面から解像度が変化し、正常に表示されるようになります。

 

追加のドライバー、apt 等で Guest Addition を入れます。


ログイン画面から解像度が正常になったのを確認できます。



Mac で VirtualBox のゲスト OS として使用する場合

macOS 版 VirtualBox は 英数 キー・かな キー が 全角/半角 キーに割り当てられます。

そのため、macOS と大きく変化なく日本語入力の操作が可能です。

スクロールは macOS の設定が継承されるため、Ubuntu・フレーバー側で設定する必要はありません。


control(Ctrl) と caps が Windows のキーボードとは逆になっています。
コピー・貼り付けなどのショートカットでは macOS と違う事にご注意下さい。設定を変えて同等にする事は可能です。
設定を変更する場合、command がホストキー割り当てになっているため、まずホストキーの変更が必要です。

 

表示がおかしくなる場合

デスクトップ表示の際、上のような一部が拡大されたような表示になる事があります。

この表示になった場合は、ホストキー(ウインドウ右下に表示してあるキー)+F1 を押して、CLI 表示にした後、

ホストキー+F7 で戻す事で改善できます。(Mac では Fn キー も押します)

これはゲスト OS で Ctrl+Alt+F1→Ctrl+Alt+F7 と押す操作です。

 

16.10 をゲスト OS に使用する場合

16.10 が採用しているカーネル 4.8 の影響でカーソル動作がおかしくなります。

VirtualBox 側でゲスト OS の 設定 を開き、項目 システムマザーボード タブ内 I/O APICを有効化 を有効にして下さい。

それでもおかしい場合はマウス共有を無効にする事で操作可能です。