Lubuntu Next


Lubuntu Next は 16.10 より同時公開される LXQt デスクトップを採用した Lubuntu です。

16.10 では 2 種類のデスクトップが同時公開され、利用者の反応を得て、
今後の Lubuntu デスクトップを選考する予定です。

2017年6月 Lubuntu 公式コミュニティより LXQt への移行時期は「今のところ分からない」とプロジェクトリーダーは答えています。

18.04 LTS を含めて、しばらくは LXDE の Lubuntu と LXQt の Lubuntu Next を並行リリースすると思われます。


Lubuntu の公式サイト

Lubuntu の公式サイトは現在 lubuntu.me になっています。16.04 LTS 公開前に変更されました。

 

Lubuntu | The official Lubuntu home - ドメインは lubuntu.me

 

それ以前は lubuntu.net が使われていましたが、これを現在の Lubuntu 管理メンバーが引き継ぐ事ができず、

新たなドメインで公式サイトを構築する必要がありました。しかしなぜか lubuntu.net も運営は続けられています。


LXQt への移行

現在 Lubuntu は LXDE が採用されていますが、今後 LXQt への変更を検討しています。

 

LXQt 移行と共に LibreOffice の採用などが予定されています。

Kubuntu に比べてまだ軽量ではありますが、従来の軽量志向からは離れると思って下さい。

 

LXQt は Qt5 ベースで GTK+2 ベースだった LXDE よりも全体的に重くなります。

軽量なデスクトップ環境を使用する目的で Lubuntu を使用している場合は

Lubuntu 16.04 LTS の LXDE 環境を維持する事を強く推奨します。

16.04 LTS は今後のポイントリリースでも LXDE が維持されます。

ただし Ubuntu フレーバーは ISO 提供は 64 ビットのみとなる予定もあり、

インストールできる環境が大きく変わります。

 

下の画像は 2017年5月 現在の Lubuntu Next 16.10 Daily Build です。

2017年6月に公開された Lubuntu Next 16.10 Alpha 1 の段階でもほとんど変わっていません。

 



Lubuntu Next のインストーラー

Lubuntu Next は LXQt というデスクトップ名からも分かるように Qt を採用しています。

そのため、インストーラーは同じ Qt を採用している Kubuntu と同じインストーラーになっています。

 

Lubuntu Next 16.10 Alpha 1 現在、インストーラーは完全に整えられておらず、

Kubuntu 表示が残っていたり、インストール中にスカイドショーは LXDE 版の Lubuntu 表示のままです。

 



Lubuntu テーマへ変更する

Lubuntu Next 16.10 Alpha 1 現在、テーマは LXQt のデフォルトテーマで表示されています。

Lubuntu テーマは用意されているのですが、テーマの適用が行えずにいる現状です。

これは手作業により、Lubuntu テーマを適用できます。

 

左下 メニュー - 設定 - LXQt settings - LXQt 外観の設定 を開きます。

左項目 LXQt Theme を選択し、右項目で Lubuntu を選択、下にあり Override user-defined wallpaper を有効にして下さい。

これで全体的に Lubuntu テーマが適用されます。Widget Style や Icon theme も調整すると良いでしょう。

 

ウインドウのタイトルバーと枠は Openbox が使われています。
メニュー - 設定 - LXQt settings - Openbox設定マネージャー (Qtバージョン) を起動し、

左項目 Theme で右項目 Lubuntu-default を選択します。

 



デスクトップの終了(ログアウト・再起動・シャットダウンなど)

終了関連のメニューは 左下 メニュー の Leave 内にあります。(Leave = 去る・出る)

この用語は KDE などでも使われていますが、翻訳されている事が多く、LXQt ではじめて見た人もいるかもしれません。

 

なお、Leave - 終了 を選択すると、中央に終了メニューが表示されます。
このメニューはすべて Leave 内で選択できるため、表示させる意味はなさそうです。

 

なお、LXDE の Lubuntu では右下にもアイコンがありましたが、Lubuntu Next では存在していません。

 



Fcitx をまともに動作させる

Ubuntu・フレーバーの中で Qt を採用したデスクトップはこれまで Kubuntu (KDE) しかなかったため、

Lubuntu Next の Fcitx はまだ整えられていません。

Kubuntu の最新版では KDE のウィジェット Input method panel を採用します。

 

Lubuntu Next 16.10 Alpha 1 現在、qimpanel で Fcitx のアイコンを表示していますが、

メニューを表示しようとアイコンを右クリックすると、一瞬表示されて閉じてしまいます。

その改善として qimpanel を無効にして下さい。

左下 メニュー - 設定 - LXQt settings - LXQt セッションの設定 を起動します。

左項目 Autostart を選択し、右項目 Fcitx Qt IMPanel のチェックを外して起動を無効にして下さい。

この項目を削除する必要はありません。この後、ログアウト→ログイン または Lubuntu Next を再起動 して下さい。

 


 

Fcitx アイコンを右クリックしたメニューからの 設定、左下 メニュー からの 設定 - Fcitx 設定 は

「fcitx-configtoolが見つかりません」という表示になっています。
実際には Qt 向けの設定ファイルをインストールしてあるのですが、それを認識していません。

GTK の設定ファイルを導入する事で今のところは回避するのが無難そうです。

fcitx-config-gtk をインストールして下さい。

 

$ sudo apt install fcitx-config-gtk

 



半透明・影などの効果

LXQt デスクトップでは半透明などの効果に Compton を標準採用します。

これは Lubuntu Next で考慮されていて、簡単に動作可能です。

左下 メニュー - 設定 - LXQt Settings - LXQt セッションの設定 を起動し、

左項目 Basic Settings より、右項目「LXQt Modules」内の Compton (X Compositor) を選択し、Start します。

次回起動時に自動起動したい場合は項目左のチェックを有効にして下さい。

 

半透明・影・フェードの効果については、左下 メニュー - 設定 - LXQt Settings - ウインドウ効果 で設定できます。

多くの値は 1.00 が不透明、0.00 が完全透明で、小数の値で半透明になります。

パネル(タスクバー)の透明度設定はパネルを右クリックしたところから別途設定が可能です。